第60話:不妊治療㊿+①失ってきたものが自分を形成する

不妊治療

えと、51の○で囲ったやつ、ワードで作ったけど、多分このブログが対応してなくて💧
タイトルがちょっと不自然で申し訳ない🙏

心拍確認②

バタバタしてたら、通院の日。
以前より待たされず、アッサリ心拍確認②も無事終了👏
ここまで来ると、ダメだった時とかのことが考えられなくなる…怖すぎて、思考がシャットダウン的な。
ダメだったら多分受け入れられない領域まできている。

CRLも心拍も平均的です、と。
でもホルモン値が上がらないので、自然周期での移植にも関わらずホルモン補充が終わらない。
1日4回というちょっと多めのルティナスを入れてるのにも関わらずプロゲステロンが低く、まだ継続。プロギノーバもダクチルも終わらない。
ルティナス高いし薬代もバカにならない💧

他のクリニックで同じ週数の人は卒院して母子手帳ももらってるし、アプリでも「母子手帳もうもらった?早めにもらってね。」みたいなコメントは出てくるのに、まだ母子手帳OKも卒院も言われず😥
来週も心拍確認と血液検査。
本当に順調なのかな?

そしてつわりもキツくなってきて、何も食べたいと思わない。
あれは大丈夫、これは無理…とかもない代わりに、特に無理なものもないけど、全部食べたいとも思わない。
でもお腹が空きすぎても気持ち悪いから食べるけど、急に食べても気持ち悪いし。
じっと立ってるのも気持ち悪いから、満員電車はもう多分無理だと思う。
立ってたらそのまま気持ち悪くなって倒れるパターンありそう。何もない健康な時でもごくたまに倒れそうになることはあったし💧
病院遠いし、早く卒院したいなぁ。

心拍確認③

そんな日々を過ごして、また来週。

毎回そうだけど、やっぱり通院の前日は寝れない💧
ワクワクするとか言ってみたい人生だった。
ワクワクから地獄に突き落とされたら無理だから。
心拍確認③のために病院へ。
いつもは何時間も平気で待たせてくるくせに30分待ちでエコーに呼ばれて心の準備が…
内診台に座ってから急にドキドキ…

もう私がどう思おうと結果は変わらないと覚悟を決める。

なんか胎嚢…小さくなってない?え?と、一瞬焦ったけど、中の胎児が大きくなってくれてたからそう見えたようで、「順調ですよ」と。

結構エコーグリグリされて、カラーのアップの画面に切り替わり。
「ここが頭で、顔がこっちで、臍の緒もできてきてます。これです。」と説明してくれた。
4細胞だったあの子が凍結ダメージを超えて人型になってたことにびっくりした。
こんな時期からこんなにわかるんだー😲
いやでも、感動して泣くとかはないかな。
やっぱり私は生まれてきてくれるまで本当の意味では喜べない。
小さなステップの一つ一つを喜べる人間が良かったと思うけど、性格だから仕方ない😅

先生「今日、産院の予約をします。遠方から通ってくれてるし、今日で卒業で、次は産院でもいいし、間が空くのが怖かったら来週来てもいいですよ。産院に行くまでに母子手帳を取っておいて下さい。」と。
急になんかいろいろ早いな💦
とりあえず9wの壁超えもまだだから、まだまだ不安だったので来週も診察にした。
不妊治療が保険適用になってからは頻度は変わるけど、今回は心拍確認は計4回、次回OKがもらえれば、無事卒院・産院受診となります。
ずっと憧れだった卒院メッセージの用紙が自分にも渡される日が来るなんて😳
けど、このつわりのキツい中まともな文章が書けるのか…
みんな何書いてるかな?と思い、クリニックのホームページを覗いてみたら、妊娠判定以降ずっと診てもらってる例のクール先生、めちゃくちゃ褒められてた!!やっぱり!!
「絶対に〇〇先生を推します!!」
「1番優しいです。」
とまで書かれてた😳
クール先生は、何というかコウノドリの四宮先生をソフトにした感じ。
不器用な感じで、笑わないし、言い方も優しくないが・・・やってることが優しい笑
その先生は1度社会人を経験してから、医学部に入学しているよう。
私の務めていた病院にも、そういう先生がいたが、そういう先生は医療業界以外の社会経験があって、いろんな世界を知っているから、いろんな知識があるし、社会に出てからも新しいことに挑戦するというガッツがある。
きっと、大変な思いもしながら頑張ってきたんだろうな。

診察内容は、ホルモン値も良くなってきており、ようやくホルモン剤は手持ちの分で終了。
時間指定の膣剤がなくなるのはすごく嬉しい😊
ただ、ダクチルは10wまでは継続。
毎食後だから、薬のために食べないといけないし…
つわりも時期的にピークで本当に何も食べれない💧
頓服で、プレンペラン(吐き気止め)を3錠だけもらっていて、いざという時に取っておこうと思ったのに、夜中に吐き気で目覚めてその日のうちに1錠使ってしまった。
次の日も朝から食べたいものもなく、何を食べたらいいのかわからない😩
酔いそうになるから、携帯もあまり見れないし、触れない。
でもつわりは辛いけど、ずっと続くわけではなく、どれだけ長かったとしても終わりがあるというのは救われる。(私は軽い方だと思う。重い人は大変だと思うし、こんなことは言えないけど。)

***

またまた久しぶりの記事になってしまった💧
前の記事では順調だった2人目の妊娠も、またトラブルに塗れてしまって・・・、また沢山の記事が提供できるんじゃないかなと思います。・・・生きてたら。冗談抜きで。
あとは、息子の療育が始まって、集団生活の洗礼を受けたりと・・・(妊娠中だと免疫も落ちるし、全て被弾するよね💧)

そんなこんなで順調とはかけ離れた生活をしています。今月既に2回は入院しなきゃいけない予定で組まれてる🙄
なーんにもトラブルなく、自然に妊娠して、普通の産院で出産する選択肢があって、無痛分娩など分娩方法にまで選択肢もあって、安産で、母子ともに健康で、子どもは定型児で・・・
そんな奇跡が3人も4人も5人も続く人は続く。
そんな人に、当たり前みたいな顔をされて「子どもは?早いほうが良いよ。」って言われたこともある。
私は今もところ1つも叶っていない。
 
どうしてこうも違うのか・・・
妊娠するのにも、結婚して約4年かかり、数百万かけて、仕事も健康も知人も友達も失って、痛い思いや苦しい思いばかりして、頭を下げて、傷つけられて、泣いて泣いて・・・
私が苦労したその過程を、”なんだか生理が来ないな?あ、妊娠してた。”だけで終わる人が殆ど。

何も失わずに得られるものなんてないのかも知れないけど、そういう人たちに比べて、自分は失ってきたものが多過ぎて、自分には何も残ってない気がしてた(子どもという結果は得られたけど、子どもは私のものではないので)

ずっと自分は何も持ってない気でいたけど、

最近の宇多田ヒカルさんの言葉で
「何かを失ったときも、”失った”ってことは与えられてたんだなって気づかされたり、失ったものは、ずっと心の一部になるって知ってたりする。」
ってのは響いた。

今までの人生で何も苦労がなかったってことはないけれど、30代に入ってからがもう事件ばかりで強烈過ぎて・・・
気づいたら、30代までの人生よりも30代からの出来事の方が、今の私の心を形成している。
特に不妊治療なんて全か無かだから、結果が伴わなければ努力や苦労は水の泡がど思ってたけど、心にはちゃんと残ってるんだね。
自分ばかりが貧乏くじを引いていると思っていたけど(まだ思う時も当然あるけど😅)、同時に与えられたものもあって、その時間って無駄じゃなかったんだね。

宇多田さんのそんな言葉に救われて、またブログ書きたいなって、そう思って戻ってきました。
ちょっと間が空いたりするかも知れないけど、よろしくお願いします。

・・・なんか本文よりこっちの方が気持ちがこもってしまった😅
ので、タイトルはこっちメインで考えました。

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