体外受精以降、特に賛否のある治療が多く、わかっていないことが多い。
(移植もSEET法でやってるけど、それすら賛否はある。)
そのため、報告で内容が違ったり、各クリニックや先生で意見や方針が違う。
前回、子宮収縮を指摘されて、排卵日から内服になった。
でも、その治療に使用するダクチルにももちろん賛否があった。
まず、ダクチルで検索したら、こんなのが出てくる↓
ダクチル錠50mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)|日経メディカル処方薬事典 (nikkeibp.co.jp)
甲状腺機能亢進も潰瘍性大腸炎もあるんですが、、、
どうすれば、、、
しかも潰瘍性大腸炎は寛解してるけど、甲状腺機能はコントロール不良の亢進傾向・・・
噂のダクチル
まず、子宮収縮のカウントが目視であることから、そもそもの検査に否定的な意見もある。
しかし、前回の記事に載せてある子宮収縮の妊娠率との関係性の報告もある。
この報告をもとに考えると、子宮収縮5回以上はバッチリ妊娠率低下。
しかも、前回化学流産をしているという事実もある。
次に内服のタイミング!
私の通っているクリニックでは排卵日からの内服を指示されたけど、、、
胎嚢確認後に使用しないと、子宮外妊娠だったときに危険だという意見もあり↓
ダクチル・ダクチラン、いつ使うべき?【流産の兆候】【胚移植】 | 岩城産婦人科妊活ブログ (iwaki-sanfujinka-blog.com)
まとめると、
子宮収縮の検査に否定的な意見もあり、内服のタイミングの見解も統一されていない・・・
うーん。不妊治療難しい・・・
甲状腺機能亢進、潰瘍性大腸炎再発のリスクを負って、エビデンスレベルの低そうなものを使う必要性ある?
すごい悩んできた。
いろいろ考えて悩んでたのに、クリニックの先生に確認したら、アッサリ
「そんな強い薬じゃないから大丈夫だよ笑」
で、終了~😅
別の人(ネット上の人)で、私より数値は良いのにバセドウ病があるってだけで、ダクチル含むいわゆる張り止めは全部ダメって言われてる人もいて、この辺の見解もバラバラなんだなと。
個人差のところも大きいし、不妊治療なんて結果論のところもあるから、難しい💧
いろいろ思うところはあったけど、私は、ダクチル使いました。
納得するまで十分主治医の先生と話されるのが良いと思います。
2回目の移植
ということで、前回と違うところはダクチルのみ。
移植周期にやっと入れました。
Hcg打って、SEET法なので、移植前に病院でSEET液を入れてもらい、移植日。
Hcgが・・・今まで沢山打ってきたのに、本当に過去1で痛くて、大丈夫か?と思った😭
移植は、1回目の時に何度も入らなくて入れ直しばかりして、気持ち悪くなった思い出があるけど、今回はそんな情報をカルテで事前に確認してくれていて、かなり慎重にやってくれた。
すごくゆっくりだったけど、丁寧に。
「ちゃんと着床するところに入れましたよ」と。
初めての先生に当たったけど、凄く丁寧な人でした👏
そうそう、前回は解凍したときに収縮胚になっていたけど、今回は拡張してくれていたみたい。
移植前の培養士との面談で、少し孵化していたように見えたのにAHA(アシストハッチング)の予定を言われたので、
「これって、孵化じゃないんですか?」と聞いたら、
「あ、これ、採卵の時のたらすぱさんの細胞がくっついて、剥がれなくて・・・取れなかったんです笑」と。
私の細胞をくっつけたかわいい子が移植されたみたい✨
同じ体から、同じ時期に採卵した受精卵でも一つ一つ個性がある。
見た目はもちろん、分割の仕方や、成長度合い、グレード、大きさ、解凍した時の反応・・・
また外で会おうね。
・・・と穏やかな気持ちで移植する予定が、1回目に苦戦したこともあって、移植怖すぎました笑
ゆっくりで時間はかかったけど、丁寧にしてくれたので、前程の痛みもなく、やり直しもありませんでした👏
リラックスしようとしたのに、頭の中でKing Gnuの「千両役者」が流れてました。
因みに1回目はYOASOBIの「怪物」笑
リラックスとは😭
移植後の過ごし方
前回、化学流産の判定後に旅行に行って、だいぶ慰めになったので、今回も判定日後に旅行の予定を組んでいた。
しかし、再々々々診察まで予定外に診察があり、移植日が大幅にズレたため、フライング検査さえできない時に、旅行になった。
食後は気持ち悪いし、胃もたれもしますが、、、コレは悪阻ではなく、ダクチルの副作用でした笑
(悪阻とは全然感覚が違います。)
一棟貸しのグランピングに行って、焚き火をして、暖かい湯に浸かって・・・
お腹には受精卵がいて、
もしかしたら、私はこの瞬間、この世で一番幸せなのかも知れないと思った。
判定後ではないけど、ソワソワ期に不妊のことを忘れられて、俗世間から離れられるのも良かったです。
夜になると、外は雪が降っているのに、猫が外にいて、
「宿の前でシなれてたら、縁起悪いし嫌だな」なんて思いつつも、野生の猫を屋内に入れる訳にもいかず、心配してたら、無事猫は朝を迎えて、食料のおねだりをしていました笑
にゃーすけと名前をつけて、かわいがりました。
可能であれば、判定後やソワソワ期、気持ちが不安定になりそうな時期に旅行に行くのはオススメです。
***
ダクチルは合う合わないもあると思うけど、マジで気持ち悪かった💧
悪阻!?とか期待しちゃうくらい。
女性ホルモン系の薬って、気持ち悪くなるの多いよね。
プラノバールは吐き気やばかったけど、本当に慣れてくるし、内服しても大丈夫な周期もあって謎だった。
似た名前の薬でプロギノーバとかもあるし、もう何が何だか・・・
ダクチル一つとっても難しいし、不妊治療難しいね。勉強になります💧
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