体外受精は全てが初めての経験で・・・
いよいよSEET法の日。
一応SEET法について↓
SEET(シート)法・二段階胚移植|英ウィメンズクリニック (hanabusaclinic.com)
全員当たり前に挿入ができる人だと、思われているフシがあり、どこを検索しても痛みの程度など記載はない。
今だに、内診さえ激痛。
カテーテルを子宮に入れて、培養液を流し込むため、
挿入障害のある私が痛くない訳ない!!
入るのが普通と思わないで!!
ということで、レポをしたいと思う。
ルティナスを入れやすい姿勢の研究
まず、大苦戦中のルティナスの話から。
実は毎日奇跡が起きている(笑)
どうやって入ってるのかわからないのだ笑
入らなくて、焦って、薬が溶け始めて・・・諦めかけたその時に、入れようと思ってもないタイミングでスルッといく。
毎日そんな奇跡が起きているため、正直、いつ奇跡が起きなくなるのかいつも怯えている。
寝て入れるのは、仰向けになって、両膝を立てて、骨盤を後傾させて(そり腰と逆)入れる・・・これしか入らなくて、外出ができなかった。
通院もあるし、非常に困る・・・。
ちょっとお行儀が悪いけど、立ってやる方法を発見。
トイレに片足を乗せて股を開いて入れる(もちろん靴は脱いで、やった後は拭く)
寝てやるよりもやりやすいし、家でもベッドに片足をかけてやっていた。
座ってできたら一番だけど、座ってやるのは何度試しても無理でした💧
凄い痛い上に入らない・・・
まあ、いろいろ努力して、立ってできるようになったので、通院も安心して行けるようになりました。
変な話だけど、採卵の時は、注射痛いし、お腹パンパンで苦しかったんだけど、私はルティナス入れなきゃっていうストレスの方が強かった。
挿入がマジで嫌だ。痛い。怖い。
指定された時間が近づくと怖くなってくる。
移植して、たとえ陽性が出てもしばらくやめられない。
長い・・・
SEET法
そしてSEET法当日。
毎日のルティナスですら、そんな感じだったから、前日は怖くて眠れなかった。
・・・が、全然大丈夫✨
ルティナスが良い練習になったのか、ルティナスよりも痛くなく、すぐ終わった。
AIHの感覚が一番似ているかも。でもAIHよりさっさと済んだし、痛くなかったかも。
手順も内診の部屋に呼ばれて、されるがまま。
AIHと同じ感じ。
心配して損した(笑)
てな感じなので、挿入障害がある人も安心して欲しい👏
そういえば、トップ画面にある試験管だけど、SEET液はこんな試験管の様なものに入っていて、取り違えのないように名前の患者番号の目視確認と認証をする。
AIHも全く同じ。
試験管ベイビーって、これが起源??
なんだかよくわからないけど、褒め言葉ではないことはわかるので、試験管ベイビーだとか言うヤツは許さん・・・
優しい看護師さん
処置が終わって、また追加分のルティナスをもらった。
前回のことがカルテに書いてあるようで、看護師に入ったかどうか確認され、状況を伝えた。
もともと私は、普通の婦人科に通っていた。
痛くてエコー棒も入らなかったのを他院も合わせてトータル10年以上通って、ようやく入るようになって、かなり努力して夫婦生活も送れるようになった。
でも、妊娠しないことや、挿入時の出血や痛みが全く改善しないことを主訴に不妊治療専門院(本院)に通うことを決めた。
もう不妊治療専門院(本院)に転院してから1年半が経ち、さらに手術から分院に転院している為、おそらくカルテに挿入障害の情報がなく、内診の時も毎回こちらから説明しないと、結構容赦なく、痛い入れ方をされる。
一応毎回我慢しているから良いと思っていたけれど、主訴は挿入障害・性交痛で受診したんだから、できれば情報共有して配慮して欲しかったと以前から思っていた。
こちらからは何も言っていないのに、
「今まで内診も痛かったですか?」
「カルテに書いてみんなで共有するようにしましょうか?」
「移植の時に横に誰かスタッフがつくようにすることもできますよ。」
と、言ってくれた。
ありがたいので、是非お願いした。
まあ、今までAIHに採卵に・・・散々容赦なく痛いことはされてきたし、今更感はあるけど、優しくしてもらうに越したことはない!!
ということで、移植の当日は横にスタッフがつき、手を握って励ましてくれる手配をした(笑)
でもこれ、すごく心強い。
移植も怖いけど、頑張れそう。
***
これだけ婦人科通ってて、挿入障害のことが初めて配慮されました。
不妊治療専門のクリニックとは言ってもやっぱりマイノリティなのか・・・こんなにちゃんと配慮してくれるのは初めてで嬉しかったです。
というか、入るのが当たり前だと思って進められてるのキツい・・・
自分は普通以下なんだから我慢しなきゃ・・が当たり前になってた。
コメント