採卵が無事に終わり、次は移植周期・・・のはず。
体外受精の基本~採卵日まで~ | たらすぱ☆ブログ (tarasupaneko.com)
↑ここに詳しく書いてあるように、PPOS法はプロゲステロン製剤を使うから、着床環境に良くないことがあるようで、通院していたクリニックのPPOS法では、全胚凍結して1周期明けて移植の予定だった。
また、PPOS法ではだいたい1週間以内に生理が来るという利点がある。(OHSSの症状が早く治まる)
私は採卵後4日目に生理がきて、その次の生理の周期で排卵の様子を見て、移植周期を決める予定だった。
退職しているため、通院時間も取れるので、自然周期での移植の予定。
突然の謎出血
しばらくのお休み期間だった。
甲状腺の調子も良く、また採卵後の不調も落ち着き、ここ数年で一番体調の良い日々を過ごした。
移植待ちで、今やることもないし、しばしストレスから解放され、夫とふわふわパンケーキのお店に来ていた。
大好きなパンケーキを前に・・・
お腹が痛い・・・し、なんか出た。
トイレに行ってみると、鮮血
え?生理?この前生理きたとこだけど??
そう、採卵後の生理が終わってからまだ9日しか経っていなかった。
採卵後だし、移植にも関わってくるし、一応病院に電話。
「すぐ来て下さい」とのこと。
パンケーキはもちろん全部食べて、クリニックへ。
FT術をして高度不妊治療に転院してからは、分院の方に通っていたが、分院は遠方な上に激混みなので、久しぶりに本院に行くことになった。
初めての先生で、気の強そうな女の先生。
先生「生理ですね。」
私「・・・採卵後の生理も生理ですか?」
先生「採卵後の出血は生理様出血で、こっちが本物の生理です。採卵して、そんな早く生理来ないんで。」
・・・?
なんかいろいろ聞いたけど、話が通じなかった。
PPOS法自体が新しい採卵の方法で、だいたい1週間以内に生理が来るの説明されていたし、どこ調べてもそう書いてある。
なお、本院は高度不妊治療は扱っていない。
この人、PPOS法知らないんじゃない??
従来からあるアンタゴニスト法と勘違いしてるんじゃない??
全く腑に落ちないまま、とにかく
この出血がおさまり、次の生理が来るまで移植はお預けになった⚡
絶対生理じゃないのに!
十分な説明もないまま、移植が遠のいた。
それに、いつも分院で診てもらってる先生には採卵後3日目の出血のことを生理と言っていたし、その予定で着床障害の検査目的で、免疫検査の予定を組んでいたのに・・・どうしよう。
免疫の検査はTh1/Th2細胞検査とNK細胞活性検査を受ける予定で、どちらかは忘れたけど(🙏)生理○日目・・・など、指示をされる。
結局、分院の先生に診てもらい、やっぱり本院の先生の誤診だったっぽくて、分院の先生も苦笑い。
内膜が厚くなってきてるので、生理ではないと。
それ、見たことか!!!
でも、何の出血かはわからないし(採卵後はたまにこういうことがあるそう)、この次の周期からの移植になった。
でも免疫検査も予定通りできた🙌
着床検査へ
普通は、移植を2回行っても着床しない場合に、着床検査をするのがセオリーなっているが、簡単に血液検査だけでできる着床障害の検査を移植に先行して進めた。(免疫の検査以外は時期を選ばない。後に記載。)
なぜ、移植に先行して検査を進めたのかというと、私は、受精や分割には問題がなかったことが今回の採卵で証明された。
さらに両方の卵管の手術をしている為、卵管が正常に機能していると仮定した場合、着床に原因がある気がしてならなかった。(卵子のピックアップ障害の可能性もあるが※)
排卵して、卵管を通って、受精・・・ここまでの課程は採卵と培養でアシストできるが、移植後の着床障害(着床しない)や不育症(着床しても流産してしまう)などと言った問題は、まだ検査をして、原因が見つかれば別で対策や治療が必要になってくる。
採卵の結果が良いのは嬉しいことだけど、
ここまで良くて妊娠ができないのは、他に原因がありますと言っているようなものだった。
※受精・卵管卵管の先端に卵管采というのがあり、そこの癒着で卵子のピックアップ障害がある場合は体外受精で解決する問題ではある。
(卵管采は奥にあるため、卵管鏡では確認できず、検査に腹腔鏡を使わないといけない。手術も開腹になるとかで・・・そこまでして検査・治療しても、手術によってまた癒着してしまう場合があり、この部分の検査や治療が推奨されず、体外受精での解決が推されている。)
ちょうど、いつもお世話になってる、いらすとやに良いのがあった笑
この時期に私がした検査は、簡単にできる血液検査のみ。
保険適用外だからトータル3万くらいしたかな・・・?😭
・免疫の検査(h1/Th2細胞検査とNK細胞活性検査)
・栄養の検査(銅・亜鉛バランス、ビタミンD、貧血・・・など、不妊治療にちょー重要!!簡単に検査できるから、早めにしてて損はないと思う。)
あとは、血液凝固系・・・は、採卵時にE2:6000超えしてても、血栓の傾向はなかったし、正常値だったので、移植前に先行して検査するのは、いいかな?と思って、先生に聞くと、先生も同意見だった。
着床検査一覧
着床障害の検査一覧も一応載せておきます↓(私の通うクリニックの。まだ科学的に賛否がある分野なので、クリニックごとに違うと思うが・・・)
母体体質要因
・甲状腺ホルモン
・耐糖能異常
・プロラクチン
・プロテインS活性・凝固第12因子
・ビタミン・ミネラル
子宮内膜の問題
・子宮鏡
・慢性子宮内膜炎
・子宮内フローラ検査
免疫異常
・Th1/Th2
・NK細胞活性
胚・子宮内膜相互関与
・ERAテスト
子宮形態・卵管水腫
・卵管造影
その他、超音波で内膜蠕動の有無、化学流産を繰り返す方の不育症検査、染色体検査の提案をすることもあるそう・・・。
私は、大体の検査を網羅していて、血液凝固系のプロテインS活性・凝固第12因子と、俗に言うエマ・エラ・アリス(上の表でいう、ERAテスト、子宮内フローラ検査、慢性子宮内膜炎検査)、慢性子宮内膜炎の検査以外はやった。
ERA /EMMA /ALICE検査ってどういう検査ですか? (ivf-ibaraki.or.jp)
血液凝固系に関しては、上述したようにE2:6000超えでも全く正常だったため、おそらく問題なさそうと思ったから。
エマ・エラ・アリスは、値段見て下さい(笑)まだ移植もしてないのに出せる金額ではありません!しかも痛いとか言うし・・・
またアリス検査は、慢性子宮内膜炎の診断を目的とする検査ではなく、慢性子宮内膜炎を引き起こす可能性のある細菌を検出する検査で、診断にはまた別にDC138検査という検査は必要になってくる。
これ、めちゃくちゃ痛いとかいう噂・・・従って、まだ移植もしてないのにできません!
もう痛いのばっかり嫌になるね😭
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ふわふわパンケーキ大好きです。
最近食べてません・・・
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