予定では、卵管鏡下卵管形成術、通称FTをして次の日は普通に出勤。
日曜日1日休んで、その後は6連勤して、最後の6勤目に例の感染症の1回目ワクチン接種をして、初のAIH(人工授精)というスケジュール。
わかりにくいな😅
仮に1日にFT術だとすると、
1日FT術
2日出勤
3日休み
4〜9日:6連勤 6連勤の最終日にワクチン接種
10日AIH
という行程。
予定的にキツかったけど、ただでさえ不妊治療とバセドウ病の治療の関係で、結構休みをとってたから、根性で何とかなる時はなんとかしたかった。
妊娠してから、無理をしたら子どもに迷惑をかかるけど、私単体の時なら全然無理が効くし!
排卵日に振り回されて忙殺
そしてこれは過去を遡って書いてるからこんなスケジュールでした!って言えるけど、排卵日は特定できないから、FT術が終わってから、この間何度も何度も通院することになった…。
初めてやることばかりで緊張してたのもあるし、こんなスケジュールのせいで疲れてたからか、排卵がクソ遅れたから。
排卵が遅れ過ぎて、先生からは
「もしかしたら、排卵終わってるかも」と言われ、
せっかくFT術で妊娠できるチャンスが作れたのに泣く泣く1回目AIHを諦めるところだった。
結局、血液検査してもらって排卵が遅れ過ぎってことになったけど…
血液検査をするのもまた通院が必要だから、AIHまでも本当にバタバタだった。
しかもワクチン接種も、当時は医療従事者の1回目。
まだまだウイルスについてはわからないことだかけだった。
もちろんワクチン接種をしない自由もある。
でもここは病院。
普通に感染者が運ばれてくるところだし、すぐそこに感染者もいたし、迷ってる余裕なんてなかった。
副反応も未知だし、AIHの後にずれ込むと、受精卵に何か作用しても嫌だから、打たないつもりだった。
当時はワクチンで不妊になるとか変な噂もあったし。
いや、ワクチンなんか打たなくても不妊だけど。
大幅に排卵日がズレてくれたおかげで、AIHの前日にギリギリ打てた感じ。
未知のウイルスにまで妊娠の邪魔されてるよ😩
ギリギリまでワクチン接種するかとかいろんな予定が決まらないし、
排卵が遅れ過ぎて何度も通院しないとだし、
仕事も6連勤。
何をするにもバタバタだった。
仕事との両立、ムズイ…
それに加えて、ビビリだからFTの前はやはり1週間はちゃんと寝れず。
ちゃんとAIHの前も1週間ちゃんと寝れず。
そんな割と体調が悲惨な感じでこなしたFT術とAIHでした!
まず、FT術のレポから。
FT術レポ
術前
絶飲食。飲めないのがキツい💧
リカバリールームに通され、全裸に病衣着てキャップに髪入れて、足が冷えるから靴下だけはいて、準備できたらナースコールしてルート取られて補液点滴。
オペ室は寒いらしくて、靴下はふわふわの長いやつ、ネットで買った。
一応手術だし、着圧ソックスでもいいかな?と思ったけど、短時間の手術だし、寒い方が嫌だったから😅
これにしました↓
今後、採卵や移植の時も大活躍!暖かいよ。
出産の時も多分使えたけど、あんなに足が冷えると思ってなくて置いてきた💧笑
採血は慣れてたけど、点滴は意外と痛かったから漏れてないか確認しながら待つ。
広いリカバリールームに3人いて、会話内容から両側のFTは私だけ。
前の人は寝ながら15分程度で帰ってきて、「早っ!てか本当に麻酔効くんだ」と安心。
その後、自分の番が来て歩いてオペ室へ。
オペ室
術者はハッキリ言うおっちゃん先生。
股越しにオペ室で自己紹介される。
自ら分娩台のようなものに乗る。
清潔エリアとかも厳密に決まってるので、ここに触らないで乗って下さいとか、指示が細かい。
台に乗ったら、マジックテープで足や腰を固定される。
怖い…
怖過ぎる…
血圧測定→緊張で血圧高くて計り直しされる。
先生「だめだ!もう麻酔で落としちゃってからにしよう!笑」と言われる😂
続いてエコー。
エコー痛い人だから、痛がってる間に静脈麻酔されてて、エコー抜く前に気絶。
静脈麻酔は眠くなると思ってたが、目開けてたら景色がグニャっとなって、そのまま落とされる感じ。
術後
激痛と吐き気で自分の息切れがうるさくて起きる。
…リカバリールームに運ばれてる移動中に。
え、前の人寝てたのに。
点滴針抜く時も普通に意識がはっきりしていて、私が圧迫止血した笑
レポでたまに見る、卵管造影よりマシとか嘘。
術中は意識ないけど、術後は卵管造影よりめちゃくちゃ痛かった。
ずっと痛くて気持ち悪い感じ。
なかなか治らず、ナースコールしてガーグルベースン持ってきてもらって、背中さすってくれた。
すぐ吐きそうという感じでもなかったから、私が気持ち悪い間、ずっと忙しい看護師さんを独占するのも可哀想だし、「1人で大丈夫です。吐いたらまた言います。」と言って、業務に戻ってもらった。優しい看護師さんだったな・・・♡
とにかく楽な姿勢がとりたかった。
お腹抱えてうずくまるのが多分楽な姿勢だとわかっていたけど、クラクラして体が思うように動かず、ベッドで体制変えるのも何回も倒れながら💧
静脈麻酔ってぼーっと眠い感じだと思ってたのに、体が動かないだけで
意外と頭だけ冴えてて辛い💧
初めの説明では術後の座薬は希望に応じてだったけど、痛いのを見越して麻酔効いてる間にもう座薬入れてくれてたらしい。
だからもう痛み止めが効いてくるのをひたすら待つしかない。
30分後、クラクラと怠さはあるものの、飲食できて徐々に回復。
また麻酔で寝てる間にタンポン詰められてて、トイレで頑張って取った。
取る時は固くて痛いけど、タンポン取ったらなんか楽になる。
結果発表
落ち着いて、リカバリールームからでると、診察室に呼ばれて先生の説明がある。
結果こんな感じ↓
ほぼ全域アウトですやん…
それで手術時間もまぁまぁかかったのか(30分以上したと思う)
特に右の狭窄が手強かったそう。
とりあえず成功したそうで、もうその周期からAIH問題なくできますよっと👏
サバサバおっちゃん先生の説明を聞いてフィニッシュ。
両側の卵管鏡下卵管形成術は、お値段30万程・・・
片側はその半額程度だったと思う。
器質的な異常なので保険は効くし、高額療養費制度は使えるけど・・・ね・・・。
そうそう、FT術自体は無理矢理卵管を広げている為、
術後は卵管が閉じていくらしい。(元の状態に戻ろうとするから)
なので、このクリニックでは、術後、半年ほどしか自然妊娠・人工授精のトライは推奨していなくて、できたとしてMAX6回。
それ以降は妊娠率がないわけではないけど、あまり期待できないそうで、体外受精を勧めるそう。
他院では術後の自然妊娠・人工授精のトライをMAX3回にしているところもある。
家に帰ってからも、まだしんどくて、昼食は重湯とスープ笑
出された抗生剤飲んで爆睡💤
夕方、もう大丈夫だと思ったら突然の腹痛と吐き気と下痢…
多分ボルタレン座薬のせいかな?しばらく下痢が続き、あまり食べれず。
痛みの山は術後15〜30分くらいだったかな。
次の日も出勤して普通に働けた。
ただ、何故か翌日の仕事中ずっと頭痛がすごかった。
多分手術が怖くて寝れなかったのもあると思う💧
あと腹痛と下痢でスープとかしか食べれなくて翌日の1日仕事キツかった😩
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