体調不良を自覚して、前の周期に受診して心電図を取ってもらった先生に相談しようと思ったら…
なんと朝一で廊下を歩いている先生を発見!!
慌てて廊下を追いかけたら、早歩きだけで息切れがヤバい…
あれからも症状がおさまらないことを説明し、持ってたパルスオキシメーターを指につけて、
「頻脈がおさまらないんです。妊活もしてるし、甲状腺とか大丈夫かなーって…」
※甲状腺疾患は不妊の原因になります。
パルスオキシメーターの脈拍は170オーバー
息切れが酷くて、先生に話す時も途切れ途切れになった。
先生も数値を見て焦って、椅子に案内された笑
その先生は本当にたまたま空いてたり、近くにいたりで診てくれた消化器外科の先生で、とりあえず夕方から来る循環器の先生に診てもらおうと言われた。
仕事が辛い
循環器の診察までは仕事。
普通に仕事。
脈拍170台で。
手に力入らなくて、介助も大変。
でも…それでも、やってしまう、できてしまう自分が憎かった。
肝心なところで甘え下手で頼れない。
震えて全然力が入らない。
そういえば最近ペットボトルの蓋が硬いなー…
と思っていたが、自分が開けられなくなっただけだったよう。
リハビリをマッサージだと思ってる患者からは力が弱いと言われ、余計にイライラ。
イライラしたり動揺したりすると、ドキドキして余計に息苦しくてしんどくなる。
申し送られた患者さんは、安静時の脈から100を超えていて、頻脈で疲れやすいと。
こっちはゆっくり座ってても130台なんですけどね。
立つだけで150台。
歩くと170台。
こっちの方が、患者ですけどね!!
と思いつつも、仕事、仕事。
「大丈夫ですかー?」とか心配しながらやる。
心中、お前の方が、大丈夫かよ!!!と、ノリツッコミしてた笑
高齢者は耳が遠い人も多く、マスクをしたまま、声を張り上げて喋り、体を動かす。
とにかく仕事がしんどかった。
もちろん、仕事をしている時はプロとしてそこにいるわけだから、不調を悟られないようにする必要があった。
うまく不調を隠せているのは、よくやったと自負しているけど、
「あんたは元気でいいね。」
とか言われるのは苦笑いしかできなかった。
あんたより、私の方が患者だよ!!(心の声)
ヘトヘトになりながら、やっと夕方になり、診察になった。
循環器内科受診
循環器の先生は、他院から来てる非常勤のちょっと冷たい先生。
私の以前の職場は三次救急のデカい総合病院だったから、循環器の先生は常勤でたくさんいた。
デカい病院だと、リハビリもチームに分かれており、私は心臓チームだったので、
循環器の先生とは、かなり関わりがあった。
みんな話しやすい先生だったから…
ここに来てる先生は余計にちょっと怖かった…😅💦
診察も淡々とした感じだった。
先生「自覚症状は?」
私「動悸、息切れ、頻脈、体重減少、上肢・下肢の震え、暑さ、下痢です。」
淡々とカルテに書いていき、血圧を測ると、やや高血圧で、脈が130台。
いろいろカルテの履歴を見られる。
カルテに、頻脈だけど不妊治療中でβブロッカーが処方できなかった旨も書いてある。
前の周期の心電図や、アレルギー検査も見られる。
後から知ったけど、花粉症とバセドウ病は免疫システムが似ており、関わりがあるそう。
私、スギ・ヒノキ花粉症です💧
先生「好発年齢、不妊、花粉症で、この症状・・・
うん、間違いなくバセドウ病だと思います。
一応血液検査しますけど、おそらくバセドウなので、もう紹介状書いときます。
結果が出たら紹介状持って専門のK病院に行って下さい。
血液検査が外注なので、2〜3日はかかると思います。
それと…まだ妊娠してるかどうかわからないんだっけ?
わからないんなら、βブロッカー飲めないから、そのまま薬はなしで。」
そう、タイミングバッチリの今期、まだわからない時期だった。
私「はい。でもK病院はちょっと遠くて…。自宅近くの病院に行ってもいいですか?」
不妊治療専門クリニックで、有名な所を選んで、家から少し遠くて通うのがしんどかったから、正直通院の負担は減らしたかった。
通ってる人はわかると思うけど、、、不妊治療専門のところは待ち時間もエグいもんね!💦
タイミング法のこの時期でも4時間待ちとかはあったな・・・
先生「子どもが欲しいんだったら、ちゃんとコントロールしてもらった方が絶対いい。多少遠くても頑張ってここに通って下さい。」
どうやら、甲状腺専門のK病院といったら、全国的にめちゃくちゃ有名だそう。
なんか…結構冷たい先生だと思ってたけど、淡々としてるだけ?かな?
割と、親切なこと言ってくれるやん←
…まぁでも、まだ血液検査の結果出てないし、わからないけどね。
ソワソワ期と着床出血?
自分のカルテはいつでも確認できるので、ソワソワしながら毎日結果が出てないか確認していた。
そういえば、妊活用語で、この妊娠しているか検査もできないソワソワしている時期をソワソワ期と言うらしい。
後にも先にも、私はこのソワソワ期が一番嫌い。
ちょっとのことで期待したり絶望したり・・・感情の波がしんどい。
今回は、検査結果のことでもソワソワしていて、もう気が気でない日々を過ごしていた。
数日後に結果が出ていて、スクリーニングなので項目は少ないが、
TSH:低値で計測不可
FT4:基準値オーバー
※検査の詳細はまた甲状腺専門院での検査の回で。
とりあえず、甲状腺機能が亢進してることはわかったので、それがバセドウ病なのか、他の病気なのか…例の紹介先の病院で精査して判定してもらうことになった。
循環器の先生が、異常を見越して紹介状を書いていてくれてたから、かなりスムーズ。
怖い先生なんて思ってごめんよ。
実は妊娠でした〜
とかいうオチかな?とか思ってたから、
結果を見て動揺したし、実は割とショックだった。
ショックを受けたその足で、トイレに行ったら拭いた時に血がついた。
ごく少量のみ。
それ以降血が出ない…
まさか…着床出血??
赤ちゃん大丈夫だよね??
結局、謎の出血は3日ほど少しナプキンに血がついたり、つかなかったりで終わった。
やっと、挿入障害が克服できて、
エッチができた瞬間、バセドウ病になって、その周期に妊娠とかあり得る!?
調べても
「バセドウ病は薬でコントロールできてたら、普通の人と同じ経過で妊娠できます」
「橋本病の場合は流産になる確率が上がります」
というような情報しかなくて、
「あー、バセドウ病は薬飲みながらなら普通に妊娠できて、妊娠で大変なのは橋本病か💡」
なんてバカな理解をしていた。
※バセドウ病と橋本病は代表的な甲状腺疾患。
さらに、もっと悪いことに、妊娠初期は甲状腺機能が一時的に亢進することがあるそうで・・・
自分は今妊娠していて、一時的に甲状腺機能が亢進している。
謎の出血はあんな生理いままでないから、多分着床出血。
薬を飲んだら普通に子どもを産めると思い込んでいた。
***
その後、地域連携室から電話がかかってきて、
紹介されたK病院にいつ行けるかなど聞かれる。
仕事で患者さんの退院先や転院先のやり取りしかしてなかったものだから、
私「すみません、それ、どの患者さんの転院の話ですか?💦」
と聞いてしまい、
「あなたです笑」
と返されてしまう😅
どうやら、患者の私は紹介状を持っていくだけで良くて、予約も地域連携室の人が取ってくれるようだった。
1人で電話して予約くらい取れるのに、なんか悪いねぇ💦
この時はそんな感じで思ってたが、人気の病院なので、初診日はだいぶ先になった。
体を動かす仕事も全くいつも通りしていたし、日に日に症状がキツくなってきて、地域連携室にワガママを言って初診日を早めてもらった。
この時期は、ほんっっとにしんどくて、寝ることもできなかったから、このくらいのワガママは許してもらおう😅
てかよく通常運行で仕事してたな💦
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